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SDGsプログラム:放置竹林視察&竹炭づくり体験

弊社では、ビーチクリーンレクリエーション、SDGsバーベキュー、SDGsアクセサリー作りなど、レクリエーションを通じてSDGsを学ぶSDGsプログラムをご提案しておりますが、今回は、千葉市内のキャンプ場で実施可能なSDGsプログラム「放置竹林視察ツアー&竹炭づくり体験」をご紹介します。


放置竹林の視察から学ぶSDGs

全国的に問題視されている「放置竹林」。竹林が管理不足などによって放置され、竹が過剰に繁殖することで周囲の生態系に悪影響を及ぼす「竹害」が問題となっています。放置された竹林では、以下のような竹害が発生します。

1.生物多様性の喪失:

 竹が他の植物の生育を妨げるため、動植物の多様性が減少します。

2.土壌の劣化:

 竹林は根が浅いため、雨水で土壌が流れやすくなり、土壌侵食や土砂崩れのリスクが増加します。

3.農業への影響:

 竹が周辺の農地に侵入し、農作物の生育を妨げることがあります。

4.景観や観光資源への悪影響:

 管理されていない竹林は美しい景観が失われるため、観光資源としての価値も減少します。

本プログラムでは、実際の放置竹林の現状を視察し、竹害について学び、放置竹林の竹を活用した竹炭づくりを体験したいただきます。


放置竹林と竹炭とSDGsの関わりについて

目標7: エネルギーをみんなに そしてクリーンに

竹炭は、再生可能なバイオマスエネルギーの一種として利用することができます。竹を燃料として活用することで、化石燃料の使用を削減し、温室効果ガスの排出を抑えることが可能です。クリーンエネルギーの普及に貢献し、目標7の達成に貢献します。

目標12: つくる責任 つかう責任

竹炭の生産と利用は、資源の効率的な利用を促進します。竹は急速に成長し、伐採後も再生が容易なため、持続可能な素材として評価されています。また、竹炭は多用途に使えるため、無駄なく資源を利用することができます。この持続可能な生産と消費のサイクルは、目標12の「つくる責任、つかう責任」に合致しています。

目標13: 気候変動に具体的な対策を

竹炭の利用は、温室効果ガスの削減にも寄与します。竹炭は、炭化する過程でCO2を吸収・固定する性質があり、土壌に埋めることで長期的に炭素を固定することが可能です。これにより、気候変動の抑制に貢献します。また、竹炭の利用によって、木材伐採の削減や、エネルギー資源としての化石燃料使用の減少も期待できます。

目標15: 陸の豊かさも守ろう

竹炭は、土壌改良材としての効果があります。竹炭を土壌に混ぜることで、土壌の保水性や通気性が向上し、農作物の生育が促進されます。また、竹炭は肥料の効果を高めたり、有害な物質を吸着して土壌の健康を保つ働きもあります。これにより、農業や森林の持続可能な管理が推進され、目標15の「陸の生態系の保護」に貢献します。


竹炭の具体的な活用例をご紹介

**燃料**

竹炭は、環境に優しい再生可能な燃料源として、キャンプや調理、暖房などで使われます。木材を使用するよりも、環境負荷が低いです。

**水質浄化**

竹炭は吸着力が高く、飲料水や水槽の浄化、汚水処理にも役立ちます。これにより、清潔な水資源の確保を支援します(SDGs目標6「安全な水とトイレを世界中に」への貢献)。

**土壌改良**

竹炭は、農地やガーデニングの土壌改良材として利用され、農業の持続可能性を高めます。これにより、環境に優しい農業の推進と、食料生産の安定に貢献します。

**消臭や湿気対策**

竹炭はその吸着性を活かして、空気清浄や消臭剤としても広く使われています。これにより、化学物質を使用しないクリーンな生活環境が提供されます。


竹炭づくりは、火を使うため、かたり熱い(温かい)です。秋冬シーズンにもピッタリなSDGsプログラムとなります。まずはお気軽にお問合せください。

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