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お知らせ
体験型SDGsプログラム:竹林、竹炭を通じて学ぶSDGsとネイチャーポジティブ
弊社では座学ではなく、実体験からSDGsを深く理解することで、従業員様の自主的な行動変容を促すSDGsプログラム、SDGsレクリエーションを企画・運営してます。
本記事では、人気のSDGsプログラムの1つ「放置竹林視察と竹炭づくり」についてご紹介します。放置竹林を視察し、竹を活用した竹炭を作る体験を通じて、SDGsやネイチャーポジティブに対する具体的な理解を深め、環境問題を「他人事」から「自分事」に変えるきっかけに繋がる体験型SDGsプログラムです。
▶放置竹林の視察で学ぶ環境課題
放置竹林とは、かつて管理されていた竹林が人手不足や林業の衰退により放置され、周囲の生態系に悪影響(竹害)を及ぼしている状態を指します。
具体的には:
- 生物多様性の喪失:
過剰に広がった竹が他の植物の生育を妨げ、地域特有の生態系が失われつつあります。 - 土砂災害のリスク増加:
竹の根が浅く、保水力が低下するため、雨水の浸透や土砂崩れが発生しやすくなります。 - CO₂の吸収効率の低下:
成長が止まった竹林は二酸化炭素の吸収力が減少し、地球温暖化の抑制に寄与できなくなります。
▶ネイチャーポジティブの概念を理解する
ネイチャーポジティブとは日本語で「自然最高」といい、自然環境に対する負の影響を最小限に抑えるだけでなく、生態系の再生や生物多様性の向上を目指す考え方です。これにより、社会全体が自然と共生する新たな価値観を育むことを目指します。
▶放置竹林を活用してネイチャーポジティブを実現する具体例
- 竹林の再生:
竹を適切に伐採し、新たな植物や動物の生息地を再生する。 - 竹炭づくりで地域循環型経済を促進:
放置竹を資源として活用することで、地域の経済と環境の両面に利益をもたらす。 - 社員の意識変革:
視察と竹炭づくり体験を通じ、持続可能性や自然との調和について深く考える機会を提供。
▶体験プログラムで得られる成果
- 現場での気づき:
自然環境の課題を五感で体験することで、理論だけでは得られない深い学びを提供。 - 行動変容を促進:
社員が持ち帰った学びを、企業のCSRやESG活動に反映しやすくなる。 - チームビルディング:
同じ課題に取り組むことで、社員間の連帯感を強化。
体験型SDGsプログラム「竹林視察+竹炭づくり」は、企業のSDGsへの貢献を実感できるプログラムです。また、ネイチャーポジティブな価値観を実践しながら、社員の意識改革や社会的責任の強化を図る機会となります。竹炭作りでは火を起こすので、寒い時期にもピッタリのSDGsプログラムでもあり、アウトドア研修にもなります。お気軽にご相談ください。